おじいさんがやまへしばかりにいったり、
おばあさんがかわへせんたくにいったり。
ながれてくるものの音が「つんぶくかんぶく」だったり。
「ももたろうだ!」と娘。
そうなのです。家にある「ももたろう」とおんなじ表現。
松谷さんが書かれているからなのかしら??
ももたろうと違って、しかし、こちらは娘にとってはかなり
強烈だった模様です。見たことのない「おに」ではなくて
知っている「おじいさん」「おばあさん」「いぬ」が
登場するから、わかりやすかったというのもあったと思います。
そうして、そのいぬがころされてしまうなんて!
本気で怒っていました(笑)。
「このおじいさんが悪いよねっ!!このおじいさんをなぐり
たいよねっ!!」と(汗。
私も、でも、知っているはずのお話なのに、シロが死んで
しまった場面などでは、ほんとに悲しくなってしまいました。
悲しいけれど、でも最後はうれしいハッピーエンド。
昔話の豊かさを、これからもっともっと娘に感じてほしいなあと
思います。