子どもが台所でぜひともやってみたいであろうことをユーモラスなありさんが次々にやってくれます。子どもの好奇心を大いにくすぐる作品だと思います。
テーブルの上のバナナをすべり台のようにすべり、せんべいやビスケットの味見をし、最後は沸騰しているやかんに!!
「あちち」と大急ぎで逃げ出したありさんは、裏表紙では包帯でぐるぐるに巻いた手を見せながら「またね」とでもいうように笑っていました。
最近公園で一人ですべり台がすべれるようになった1歳の娘には、バナナのすべり台がとて魅力的に見えているようです。
また、辛いせんべいを食べて「げー、げー、げー」と吐いている様子に爆笑していました。
「しゅうしゅういうのはもういやだ」と逃げ出すありさんと一緒に自分も「にげろにげろ」とぐるぐる回っていました。
くれぐれもやかんには手を出さないでね・・・。