初版は1963年で、日本での初版は1969年という古典的な絵本です。
表紙を見たときに50〜60年代のアメリカで発行された絵本だと思ったら、意外やチェコスロバキアなのでビックリしました。
確かに、名前を見るとそんな感じです。
お話は、もぐらくんが車の運転に憧れて、車を作ろうとするところから始まります。
色々な車が登場するので、車好きのお子さんにはたまらない絵本ではないでしょうか?
我家では、長男はすごく車が好きだったのですが、小学校1年の二男は、車に全く興味を示さないのでどうかなと思いましたが、絵が奇麗なせいか、飽きずに聞いていました。
試行錯誤しながら車を作る様や、直した車でドライブに出かけるところなんて、見ているだけでも楽しいシーンです。
特に、小さい車を運転して、大きな自動車と一緒に走ったり、下も潜ったりするのは、子供ならだれもが憧れることですよね。
とにかく、絵の彩色が素晴らしく、これぞ絵本と言える一冊だと思います。
車好きのお子さんには、ぜひ読んであげて欲しいです。
きっと、お子さんが大きくなって、パパになった時に子供に読んであげたくなること請け合いです。