新刊
はじめてのクリスマス

はじめてのクリスマス(偕成社)

人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本

  • かわいい
  • ギフト
  • ためしよみ

くまのがっこう」 Tamiさんの声

くまのがっこう 絵:あだち なみ
文:あいはら ひろゆき
出版社:ブロンズ新社 ブロンズ新社の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:2002年08月
ISBN:9784893092632
評価スコア 4.39
評価ランキング 14,004
みんなの声 総数 125
  • この絵本のレビューを書く
  • とてもデリケートな問題です。

    タイトルは「がっこう」ですが、内容は養護施設での一日を連想しました。「マドレーヌ」のお話では、「寄宿舎」という表現ですね。
    幼児向けの本だと思い購入しましたが、4歳の息子にはよくわかっていない様子。消化不良のような顔をしていました。
    幼児には、親のいない生活などなかなか理解できないものです。くまの子たちの親がなぜいないのかについては書かれてはいませんが、一般的には、死、もしくは、育児放棄が連想されます。これはとてもデリケートな問題ですし、幼児にはどちらも理解できません。
    ある程度大きい子ども、もしくは大人向けの本なのだと思います。
    絵本に、そういったリアリティは不要なのでしょうか。
    でも幼児は絵本から多くを吸収します。
    この絵本から息子が何を吸収したかを考えると。
    親がいない子はかわいそうだな。
    親がいなくてもさみしくて泣くことがあっても、ジャッキーは一生けん命でえらいな。
    子どもたちだけの生活ももしかしたら楽しいのかな。
    そんなところでしょうか。そしてすべてを表面的にしか理解できません。
    とてもデリケートな問題です。個人的には、誤った知識を得ることなく、きちんと理解できる年齢で、きちんと説明された文章で、子どもに与えたい内容です。
    小学校に入ってから、「マドレーヌ」を読ませたいと思っています。

    投稿日:2016/02/03

    参考になりました
    感謝
    1

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

さらに「くまのがっこう」のみんなの声を見る

「くまのがっこう」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

きんぎょがにげた / しろくまちゃんのほっとけーき / いないいないばあ / ぐりとぐら / ねないこ だれだ / くだもの / がたん ごとん がたん ごとん / はじめてのおつかい

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ

  • おばけずし
    おばけずし
    出版社:金の星社 金の星社の特集ページがあります!
    なんと! おばけも おすしが 大好き!?苅田澄子&柴田ケイコのユーモア絵本
  • ゆきだま
    ゆきだま
    出版社:ほるぷ出版 ほるぷ出版の特集ページがあります!
    ころころ ころりん。げんこつくらいの ゆきだまが、いきおいよく ころがりはじめ…どうなっちゃうの!?


絵本ナビがこの冬イチオシ! 『一年一組せんせいあのね こどものつぶやきセレクション』レビュー大募集

全ページためしよみ
年齢別絵本セット