いちばん安心できる場所、子どもにとってそれはママのそばなんでしょうね。動物たちだって同じです。
ぶたがおっぱいを吸い、鳥がえさを運ぶ、ねこは子ねこをなめ、かばは水から顔を出す、しまうまは野原を駆け、へびは地面を這う・・・
こうした動物の行動が、ましませつこさんのいささかマンガチックながらも、愛情あふれるしぐさで描かれています。
まど・みちおさんのひとことは、親子の一場面をとてもあたたかい交流として、見守るようにいつくしむように添えられています。
ページをめくっていくうちに親子とも幸せな、満たされた気持ちになるでしょうね。あかちゃんから楽しめる絵本です。