この赤ちゃん絵本には、時を経ても変わらない親子の純粋な愛がたくさんつまっています。やさしい詩と水彩画で表現されたささやかな宝物とも言える作品。童謡「ぞうさん」で知られたまどみちおさんの詩と明るい色彩を使ったましませつこさんのイラスト。一人でいるとき、ふと手にとって開いてしまいます。1ページの言葉はほんのひとことなのですが、胸に染み入ります。タイトルにも表れているように、子どもが「ママだいすき」の一言をいつも心に抱いてくれるような毎日を送らなくちゃと思います。
わたしの手元にあるのは福音館のペーパーバック絵本ですが、今はイラストも新しくなって違う出版社から出ているそうです。