一度読んだら、忘れられない絵本です。火曜日の夜、ときけば、この絵本を思い出してしまうほど。とにかく、衝撃的な絵本です。
まず、デヴィッド・ウィーズナーの絵がすばらしいです。リアルに細かく描かれています。そのためか、かえるが飛ぶところなど、本当に動いている感じをうけます。大きなかえるが苦手な私は、思わず、本を少し離してしまうほど(笑) しかし、かえるが苦手でも、この絵本は読むことをやめられません。なぞときのドラマを途中で、やめられないのと同じです。
そして、読み終わって、やっぱりなぞは残ります。次につながる、ひきつけられるラストに、また、最初っから読みなおしてしまう。
つまり、私にとって、かえるは嫌いでも、手元においておきたいこまった絵本なんです。