この絵本のシリーズ、子供のお友達が先にはまりました。
本屋で、いきなり本を抱えて、泣き出したんだそうです。
どこで覚えたセリフなんだか、当時二歳のその女の子は、
「お願い、お願いですから、これを買ってください」と
言ったそう。
「もお〜!! 顔から火が出るかと思った!!」
とママ友達は苦笑いしました。
一冊でごまかそうと思っていたのに、結局、当時出ていた既刊の四冊とも、買わされてしまったのだとか。
ほおほお。と思い、図書館で借りました。
(ハマりまくっているそのお友達のところからは、さすがに借りられませんでした)
しんくんが歩いていると、らいおんがいました。
妙な物にへんしんする、不思議ならいおん。
変身、じゃーん!!
へんてこな らいおんの おはなしです。
ええっと。
親は…なんていっていいのか、分かりません。
シュールです。訳が分からない。
とまどう親に対し、子供はといえば、相当楽しいよう。
くすくす笑って、何度も何度もおねだりされました。
長新太さんの魅力があふれる絵本です。
2歳から3歳にかけてのお子さんをお持ちの方、ぜひ読んでさしあげてください。
もしかしたら、本屋で泣かれるハメになるかもしれませんが。