「にじいろのさかな」「ぺんぎんビート」「うさぎのホッパー」で知られるマーカス・フィスターの2007年の作品です。
何と、「にじいろのさかな」シリーズは、世界で1200万部を突破の超ベストセラーです。
今回のキャラクターは、アヒルのチャーリー。
羽が手のように描かれ、程良くデフォルメが効いていて、人気がでそうな予感がします。
登場する他の動物達は、可愛らしいけれども忠実に描かれています。
物語は、チャーリーが動物園で色々な動物と出会い、その解説をするというもの。
動物図鑑の絵本版という趣でしょうか。
マーカス・フィスター得意の冒険物を期待する方は、肩すかしをくらってしまうかも知れません。
絵の美しさは相変わらずで、今回のキャラクターも魅力的なので、チャーリーの冒険物を次回作に期待したいところです。