ゴミ箱の中の雨風にさらされているぬいぐるみを毎日見てた主人公アピ。
意を決して話しかけます。「アピのうちにおいで。」
連れ帰ったぬいぐるみ達をお母さんに内緒でお風呂に入れて繕うことにしますが、お母さんみたいに上手くできず、落ち込みます。
すると、突然ぬいぐるみ達が「ありがとう」「だから、もう捨てないで」と。
そのぬいぐるみの表情がまた真剣で・・・。
子供にとって、可愛がっているぬいぐるみは特別です。生きています。
モノとして捨てられちゃったぬいぐるみに、アピが見せる優しさにホロリとします。
その後、お母さんに見つかりますが、叱ったりせずに、「かわいい!」と微笑みます。その笑顔に読者もホッ=3
優しい絵本に癒されます。