お料理大好きな息子が、4歳くらいの頃大好きだった絵本です。
台所にあるパスタ鍋(おおきなおなべ)とミルクパンのようなちいさなおなべ。
この2つの鍋を作ってお料理が作られていきます。
でも、お料理を作っている人は登場しません。
主役は、この2つのお鍋なんです。
2つの鍋が、その大きさをめぐって言い争い。
でもそれが、かけあい漫才みたいで面白いんです。
読み聞かせているときは、「すっからかんのかんかんかん」のセリフでいつも息子は大笑いしていました。
お話を楽しむと同時に、料理ができる過程だとか、台所の様子なんかがとてもよくわかります。
この辺が「かがくのとも」らしいところですね。