外に出れば出会いがあって発見があって、それだけ色んな事を知ることになります。
知りたくない事を知らなければいけない、という事もあります。
初めてを知るのはいつでも怖くて、それは子どもの時も大人になった今でも同じだけど、「だいじょうぶ だいじょうぶ」と誰かに言ってもらえるから、大丈夫と思えるんです。
でもいつかはひとりになって誰にも言ってもらえない時もあるだろうから、仕方なく 「だいじょうぶ だいじょうぶ」って自分に言い聞かせると、いつの間にか本当に大丈夫になっているんです。
私がまだ幼くて初めて何かに出会う時…この言葉をかけてもらった記憶はないけど、それでも必ず誰かが側に居てくれた事は覚えています。
「だいじょうぶ だいじょうぶ」
優しくそっと背中を撫でられているような…おまじないの言葉。
それは言われた側だけでなく、言った側も同じように感じるのだと思いました。