わたしが子どもの頃に大好きだった絵本の中の1冊です。
あさえのドキドキする気持が手に取るように分かります。
娘も、ページをめくるごとに不安そうにドキドキしています。
あさえちゃんの視線の高さで、絵が描かれているので
よけいに、迫力があります。
ラストに、母と三人で帰っていくシーンにうるっとしてしまいました。
娘は、深いため息をつき、よかったねと、ほんとにうれしそうに言いました。
こうして、大人になってあらためて読んでみると、
子どもを一人で置いていくことも、子どもだけで公園で遊ぶことも、
今の時代では出来なくなってしまったんだなぁ
と、 少し寂しい気分にもなりました。