「読んだら、本棚にちゃんとしまってね〜。」と、娘の声が聞こえてきそう。
実は、この「ルルとララのおかしやさん」シリーズは、娘の大のお気に入り。
なのに、数日前からこの本は私のカバンの中に入ったまま。
なかなか読むタイミングがなくて・・・(^へ^;)
主人公のルルとララは、小学生の女の子。
ふたりは、小さなお菓子屋さんをしています。
お店を開くのは・・・土曜と日曜だけ。
この点は、らしくていいですよね。
小さな女の子たちが活躍するこのおはなし。
等身大のおはなしが、娘のつぼにはまったのでしょう。
娘はこのシリーズを、あっという間に読み終えてしまいました。
満月の夜にまんなかの木にクッキーの実がなるといううわさを確かめるため、
ルルとララが出かけていくと、そのうわさは、リスのミトンがついたうそでした。
うそをつくことはいけないことだけど、
うその理由を知ったルルとララがとった行動の優しさと一生懸命さが素敵です。
そして、ミトンはみんなにちゃんと謝ります。
なかなか勇気がいることだと思う。
素直に謝ったから、どうぶつたちもミトンを許してあげることができたのね。
とってもいい関係。ほっとしました。
娘はおはなしが好きみたいだけど、
このシリーズは、お菓子作りの基礎から応用編まで、丁寧に説明してくれているので、
料理の好きな子も、楽しんで読めるシリーズですよ。
とっても、美味しそうなおはなし・・・ごちそうさまでした。