図書館で借りてきました。
表紙の、困った顔のお日様がかわいくて。
この絵本は、スロベニア地方の民話を基にしたものだそうです。
長い間雲に隠れてしまっているおひさまを心配して、ひよこたちが探しに出かけます。
「おひさまが どこにすんでいるか おしえてくださいな」っていろんな動物に聞いていきます。
そのうちどんどん一緒に探す仲間が増えて・・・
(民話ってこういうのが多い気がしませんか?)
山に登って、お月様のおうちまで行くと、おひさまのおうちまで連れて行ってくれました。
どうやって輝くことができるのか分からなくなっちゃった、というおひさまを、
みんなはバケツで水をかけてぴかぴかに洗ってあげます。
また金色に輝き始めたおひさまの、光の束をすべり台にして、動物たちはうちまで帰っていきました。
うちの息子にはまだすこし長居お話でしたが、親の私はとても気に入りました。
梅雨の季節とか、おひさまが長い間顔を見せないときに、おまじないのように読みたくなる絵本です。
やっぱり、お日様がでていないと、暗いし寒いし、なんだか悲しくなりますものね。