3歳2ヶ月の息子に読んでやりました。どんぐりが大好きで、バケツを持っていってドングリを拾いまくっている息子に、どんぐりのことをもっと知ってもらいたいと思いました。
どんぐりが木になっていたり、大きくなっていく様子はなかなか知ることができないので、そういうこともふくめ写真でたくさん綴られています。そしてこの本の特徴は、どんぐりだけではなく、そのどんぐりとのかかわりをもつ生き物がいろいろと紹介されるのです。そもそもどんぐりは木の種ですから、そのまま種として芽をだして繁殖していくのですが、その他に動物のタンパク源として食物になる側面も写真で綴られているのです。主にリスがどの様に、どんぐりのどこを食べているのか、どうやって冬を越すための工夫をするのか、など、珍しい写真がたくさん。
どれだけ息子の心に残ったかはわかりませんが、こういうほかの生物とのかかわりというのも伝えていきたいと思います。どんぐりのまた違う視点を見せてあげたいと思う人には是非どうぞ。