寄宿舎に住んでいるマドレーヌとお隣に住んでいるスペイン大使の子のペピートがジプシーサーカスを見に行って観覧車に取り残されてしまいます。
そうとは知らずミス・クラベルと寄宿舎の友達は先に帰ってしまい、二人はジプシーに助けられ一緒に旅をする事になります。
話の展開がとても面白くて「次はどうなっちゃうの?」とワクワクしながら読めると思います。
ジプシーの生活にすっかり馴染んでしまったマドレーヌ達、こんな可愛い二人を手放したくないジプシーかあさんの気持ちもわかる気がします。
最後の1ページはミス・クラベルの気持ちが一番伝わってきて、こちらまで何だかほっとしてしまいました。