大きなクマさんと小さなヤマネくんシリーズの始まりのお話です。このシリーズ、絵の素晴らしさはもちろん、お話もとても共感できるものが多く、私も子供も大好きです。
今回も一冊の絵本の中に、美味しそうな食べ物や収穫の喜び、友達への思いやり‥‥など内容がいっぱい詰まった、とっても読み応えのある絵本でした♪
おいしいケーキを食べて嬉しくなったり、自分よりクマさんの畑のほうが大きくなって羨ましく思う気持ち、枯れてしまった畑を前にして悲しくなってしまう気持ち‥などヤマネくんの気持ちの変化に子供たちはきっと共感することでしょう。
最後には嬉しいサプライズ!枯れたと思っていたヤマネくんの畑は実は枯れてはいなかったのです。
全体に秋の収穫の喜びに満ちていて、読んだ後、目も心も満足感でいっぱいになる絵本です。