集団だからこわくない。やってもいい。大人にもちょっぴり耳の痛いことではないでしょうか。
娘はお姉さんぶりたい年頃なのか、やってはいけないことをやる快感より、やってはいけないよと注意喚起することに興味がいくようでした。
立て札を見るたび、娘が注意するのですが、次ページではこれでもか!というほどの悪ぶりようで母は大笑い。
木にのぼるなと書かれているから、のぼるんだろうな〜とは予測するんですけど、あぁまでして!と予想外の行動に笑いがこみあげます。
娘は、橋が落ちそうなのにみんなで渡るねこたちに気を揉んでいました。
ラスト、一瞬ハラハラしましたが、ちゃんと学習しているのがこれまた笑いを誘いました。ウヒアハのところが、よっぽどイヤだったんだね。
しっかり教訓があるのだけど、なぜか教訓に感じないのがこのシリーズのおもしろいところで、どれもおもしろさの下にうまく隠れています。
何度読んでも親も子もやっぱり大好き11ぴきのねこたち。箱買いしたいです。