子供に「サンタさんって、いつもはにをしているの?」と聞かれた事は、一度や二度あると思います。私が答えに詰まっていた時に見つけた本がこの本でした。サンタさんと妖精が、季節ごとに色々プレゼントを準備している姿が描かれている本です。葛岡博さんの絵がすばらしいですよ。最初のページをめくるとサンタさんが、暖炉の側のソファーの上で寝ているのですが、暖炉のほんわかと暖かい温もりが絵本から伝わってきます。親子で気に入っているのが、サンタさんが砂浜で昼寝をした後目を覚ますと、すっかり秋の景色になる場面です。季節感がありとても綺麗な絵なので、少しでも多くの人に見てもらいたくて靴箱の上に飾ってあります。この絵本に出てくるサンタさんと妖精は、ちょとドジなんですが、そこが魅力的でもあり、人を引き付けるんだと思います。