色んなことに興味を持っている犬のアンガス、家での生活が、なんだかたいくつに思えて、門の外に出てしまいました。見るもの全てが初めてのものばかり。追いかけていくうちに、夕方、薄暗くなって、自分の家がわからなくなってきました。ひと晩穴の中でじっとして、朝になって、あるものに気づいて、ついていきます。そして、無事に、我が家にたどりつくことができました。
家での生活、やっぱりだんだん飽きてきて退屈になってしまうのでしょう。たまには、刺激を求めて、こっそり抜け出すのもいいでしょう。でも、外は、知らない危険がたくさん待っています。今回は、無事にたどり着くことができてよかったけど、その後もまたたまには外に出かけているのでしょうか。アンガスは、まるで、子どもの心理を実に詳しくあらわしています。子どもが安心して、ひとりで寝ることができるよう、おとうさん、おかあさんの声かけにも優しさがあふれていました。