レオ・レオニ+谷川俊太郎さんの本、最近のお気に入りです。
シンプルなんだけど、愛嬌たっぷりのカメレオンのかわいいこと。最低限の手段で、表現するのは、天才的です。
「じぶんだけのいろ」をさがすカメレオン。
結局、それは、見つかりませんが、仲間と一緒にいる喜びを見つけたようです。
私は、この本を見て、この2匹のカメレオンがカップルだったら素敵だと思いました。
よく、”結婚するまでは、相手をしっかり見て、結婚してからは、二人で同じ方向をみなさい”ということを聞きますが、そういうことを思い浮かべました。
水玉模様の2匹が、ラブラブに、見えてきませんか?
そして、もうひとつ、思い出した本があります。
私の大好きな、シルヴァスタインの「ぼくをさがしに」です。この本も、探しているものは、見つからないのです。
・・・見つかったのですが、それも、違うとわかるのです。
人は、探し続けることが、生きることなのかもしれないですね・・・
カメレオンは、仲間を見つけ、今度は、「じぶんのいろ」を探すことがちっぽけなことだということを気づいたのではないでしょうか。
今度は、大事な仲間と大切なものを探し続けて欲しいと思います。