この絵本はレオ・レオニの作品の中で「スイミー」と並んで好きな作品。行く先々で自分の体の色が変わることに悩んでいたカメレオンが、同じ境遇にあるカメレオンに出会い、悩みを克服するというお話。文字の少ない絵本。水彩か?カラーインクか?とにかく色が鮮やかで、カメレオンの表情も愛くるしく、わたしのお気に入り。自分探しがテーマです。この絵本を題材に工作やゲームを考え、それで子供と遊ぶのが楽しくてお気に入りになった…という背景もあります。米国では数年前に復刊されました。こんなにすてきな絵本なのに、しばらく絶版だったとは!? ちょっと意外でした。