「これがぼく。5さい。ようちえん たんぽぽぐみ。」
主人公の男の子の紹介から始まるこの絵本。
「これがおとうさん」「これがぼくのおじいちゃん」と紹介した後、
「ねぇ、おじいちゃん、おじいちゃんのおとうさんはどんなひと?」
男の子のこんな疑問から、物語は始まります。
子供ってしつこいよね。
いろいろ質問してきて、それに答えると、「じゃあ、これは?」「じゃぁ、こっちは?」「じゃぁ、あれはどうなの?」果てしなく質問攻めにあったりしませんか?
この本は、まさに、その延長線を行く本で・・・(^^ゞ
「ねぇ、ひいひいおじいちゃん、ひいひいおじいちゃんのおとうさんはどんなひと?」
「ねぇ、ひいひいひいひいひいひいひいおじいちゃん、ひいひいひいひいひいひいひいおじいちゃんのひいひいひいひいひいひいひいひい・・・・・(略)・・・・・おじいちゃんは?」
とつづくわけ。
だんだん、ページの中が、「ひ」と「い」で覆いつくされてきて...とてもじゃないけど、忠実になんて読めません(^^ゞ
でもね、声に強弱つけたり、大げさに息継ぎしたりして、ひいひいひいひいひい読むの。
子供は、こういうの、実に好きだよねぇ。
うちの子、7歳と4歳、2人とも、バカうけでした。
何回でも何回でも読んでほしいという感じ(^^ゞ