これは、小学2年生の娘の教科書にものっているお話です。
先生のお話を聞いていなかったばっかりに、3匹のこねずみは、猫のおそろしさを知らなかった。
でも、知らなかったからこそ、”普通”に接してしまったんですね。
思い切りこわがらせようとしたのに、猫がこわいものだと知らないこねずみたちの対応に、猫のほうも拍子ぬけ。
そのやりとりが、とてもユーモラスです。
すきをみてねずみを食ってやろうと思っている猫なのに、結局は、食べれずじまい。
子供たちの純粋さに、大人の気持ちがいやされる、とういことはあるもの。
でも、こねずみ君のであった猫が、本当の悪者でなくてよかったね。
最後のページ。すごすごと帰っていく猫の後姿、なんだか、ほほえましいです。