図書館の石井桃子さんの追悼コーナーにありました。
サリーとお母さんがこけもも摘みにに行くと、熊の親子もこけももを食べに来ていました。
いつの間にか、子ども同士が移動して入れ替わってしまうという点にハラハラしました。
種族は違ってもお母さんはお母さんらしい行動をとり、子どもはこけももを食べることに夢中という点がおもしろいです。
こぐまが、お母さんのバケツに顔をつっこんでこけももを食べる場面がかわいかったです。でも、実際にそういうことがあったら、怖そうですが。
ストーリーにも絵にも、派手さはないですが、子どもを引き付ける点があり、子どもは引き込まれるように絵を見ていました。
よく見たら、見返しの部分にも絵があり、家に帰ったサリーたちがジャムを作っているのですね。