大人が読んでも十分に面白い、よーく練られた絵本です。
きむら ゆういちさんのお話しと高畠 純さんのとぼけた絵のコラボが絶妙ですね♪
私はとりとめのないことをあれこれと考えるのが大好きなのですが、穴に落ちてしまった二匹のやまねこと三匹のネズミも、あれこれとすごくよく考えます。置かれている状況はかなりシビアなのですが、考えている様子は何だか親しげで楽しそう。といっても彼らは大真面目なのですが。そこがまた読んでいる方は面白いんですよね。
さてさて、やまねこ達は無事穴から出ることができるのでしょうか?
続きは絵本でお楽しみくださいね。
書かれている文章をきちんと理解できるほうが楽しめる絵本なので、年長さん〜がおすすめです。