毎回、楽しいいたずらで仲間を(読者も!)楽しませてくれる、パッチワークのぞうのエルマー。
今回の舞台は、とある寒い朝。
仲間のぞう達が「さむい、さむい」を連発しているのを見たエルマー。
皆をお散歩に誘います。どんどん山を登り、着いた先はなんと雪山!
暖かい場所に住むはずのぞうたちが、雪遊びをするという発想が楽しいです。
そこでエルマーが恒例の(?)ちょっとしたいたずらをしてくれて。
それがまた、みんなの気持ちを盛り上げてくれるんですよね。
たっぷり遊んでもとの場所に帰ってきて、皆が言ったせりふが面白いです。
エルマーがいちばん皆に仕掛けたかったのは、これだったのか!
皆はまんまとエルマーの思惑に引っかかったんですね(笑)。
冬の楽しさが伝わってくる楽しい絵本です。