久しぶりに雪が降った日に、男の子が1人で学校から家に帰るまでのお話です。1人でとても不安な中、周りのやさしい大人にはげましてもらい、なんとか家に着きました。ところが、ちゃっかり者のお兄ちゃんは、タクシーで帰っていたのでした。お兄ちゃんは、弟に悪いことしたなって思ったのか、ドライヤーで髪を乾かしてあげたり、ホットミルクをつくってあげたり弟の世話をしました。
どこの兄弟も、1人は、ちゃっかり者で、1人は、がんばりやさんって感じなのですね。弟も全然お兄ちゃんを”ずるい!”っと責めることなくて、いい兄弟だと感心しました。今の世の中、見ず知らずの大人に声をかけられたりすると、不安になるのですが、世の大人が子供たちをみんなで温かな目で見守ってあげられる世の中っていいですね。弟は、1人で不安を克服したし、お兄ちゃんもいっぱい弟の世話をして、二人ともよくがんばりました!!子どももじっと聞いていました。