図書館のおすすめ本として紹介されていました。アメリカの昔のコミックに使われているような、ちょっぴりレトロな挿絵が、かわいかったです。
「こんな町、つまんない」と繰り返す男の子の背後で、次から次へといろんな事件が起こっていて、「全然つまんなくないよー」とツッコミながら楽しむというおはなし。はじめのうち、このおもしろさに9才の娘だけは気がついていて、4才と7才の子どもたちは分かっていないようでしたが、読み進めるにつれて、気がついたようです。読み終わる頃にはみんな笑顔になっていました。
見どころがたくさんあるので、1回では分からないことも、何度か繰り返して読むと新しい発見があります。
私も、つまんないつまんないと嘆くのではなく、視点を変えると楽しめることもいっぱいあるかもな?とちょっと深読みしました。楽しかったです。