牧場に住む黒いろばは、遊ぶ時も眠る時も一人ぼっち。
ある日、牧場に来た2人の女の子から、サンタクロースのおじいさんの話を聞いたろばは、自分もプレゼントがもらえたら…と思いました。
その夜、鈴の音で目がさめたろばの前に現れたのは…。
エイズワースの本と知り、迷わず手にとりました。
期待を裏切らない秀作です。読み終わってなお余韻が残りました。
クリスマス、雪、サンタクロースという幻想的な世界で繰り広げられる、静かで温かいお話です。
純真な心をもつろばに贈られた、最高のプレゼント。白いろばと寄り添うラストが素敵です。気持ちがほんわかしました。
クリスマスが近づく頃にまた読みたいです。