大人って、自分が納得するエンディングをお話に求めてしまいがちですよね?
そんな期待を見事に裏切りつづけてきた(笑)長さんらしい作品だと思います。
いつも長さんの作品を読むたびに、「そうきたか!」と笑ってしまいます。
この作品もそんな作品のひとつで、かえるの怪物が出てきても、どちらがどちらをやっつける、もしくは仲直りするなんてことはすみに追いやられてしまいます。
2歳の息子は、そんな長さんワールドが大好きで、「ぽんぽんぶうぶうぽんぶうぶう」と楽しそうに踊ったり、最後のたぬきさんの車を見て「わぁ〜!なんだこれ!」と笑っています。