表紙の可愛らしいリゼッテに惹かれて読んでみました。
道で拾った片いっぽうだけの靴下を喜んで履く無邪気なリゼッテ。
せっかく嬉しい気持ちだったのに、いじわるなネコたちの一言でしょんぼりしてしまいます。
でもお友達のねずみさんの一言でまた元気に!
ところがまたまたネコたちにいじわるされて・・・。
絵本の世界ぐらいは良い人ばかりの方がいいなぁと思うのですが、実際の社会にはいろんな人がいるので、現実を見せるという意味ではいいかもしれません。
個人的には、「拾った靴下をそのまま履いてはいけませんよ」と何気なく突っ込みながら洗濯し、内緒でもう片方を編んであげる目つきの色っぽいお母さんがお気に入りです。