トリケラトプスの親子の冒険・戦いシリーズの一冊です。今回は巨大ウミガメと出会います。巨大ウミガメの卵を守ったために、敵から狙われ海に入ってしまうトリケラトプスのリトルホーンと巨大ウミガメのとの交流を描いてます。
砂浜に何個も産み付けられている幾つもの卵のなかで
敵に食べられたり弱ったりせずに大きくなるのは数匹です。
丁度、今朝のテレビで恐竜も100個くらい卵を産んでもそのうち大きくなるのは1匹程度だとやっていましたので、このお話は私にとってタイムリーでした。
子供たちには、そんな自然の過酷さや、リトルホーンを守るために突進してきたビッグホーンの親の愛情をこの本から感じてほしいです。
巻末に、実際に古代に生きていた巨大ガメの解説があるので、小学校高学年くらいまで長く読める一冊だと思います。