アメリカのわらべ歌に、エリック・カールさんが絵を添えた作品。
曜日ごとにいろいろな食べ物が登場するところは、『はらぺこあおむし』の原型のような気もします。
歌詞では、月曜日から日を追うごとに、月曜日からのラインナップも添える、
積み上げ歌のようなところが、面白いですね。
やはり、食べ物ものネタというところが、子どもたちにとって魅力的だと思います。
加えて、エリック・カールさんは様々な生き物たちを登場させ、
にぎやかな光景となっています。
「おなかの すいたこ みんな おいで」と繰り返されるのも嬉しいです。
最後はみんなで食べる光景がありますが、
ここに、いろいろな人種、車いすの子も描かれ、その意味でも多様性を感じることができると思います。
巻末には楽譜も完備。
動画もすぐヒットしますから、メロディをマスターして歌いながら読むことにもチャレンジしてみたいです。
幼稚園児くらいから、おはなし会でも重宝しそうです。