素朴な絵だからこそなんだか目とか、すごくこわい...。そんな印象の本です。内容だって、短い言葉だからこそよけいに想像してしまってこわいですよね。夜なんかに読むと、夢見が悪くて泣くんじゃないかと親のほうで気にするんですが、なぜか子供はお気に入り。きっと、うちの娘だけじゃないと思います。
ときどきひとりでそっと本棚からだして(「そっと」出してしまう気持ちもなんだかわかる気がする)、こわそうに、できるだけ指のさきのほうでページをめくっておばけの絵をみている我が子の姿をみると、ちょっと笑ってしまいます。