絵が特徴的な本。内容もこのシリーズの本は最後何が言いたかったんだろう、この後どうなったんだろう、って思うものがほとんど。はっきりした終わり方じゃないのでとても気持が後をひきます。
主人公が寝ないで遊ぼうとする為おばけが出てきて主人公をおばけの世界へ連れて行ってしまうという内容。一見、子供が寝ないと脅す時に「おばけが来るよ。連れてかれちゃうよ。」と言いますが、この本はおばけが連れて行った後この主人公はどうなったんだろう・・・家には帰れたのかなぁなんて気になってしまいます。子供にとっておばけは怖い存在。この本を見せるまではそこまでおばけを怖いと思っていなかった子供達。でもおばけの世界に行かないといけないとなると怖くなるみたい。本を読んだ後、電気を消して「早く寝ないと連れてかれちゃうよ〜。寝てない子はどの子だ〜」なんて声を低くして言うと、必死に目をつむって寝ようとします。寝ない時はこの本が効き目ハツグンです。
怖いと思うわりには「読んで読んで!」と言ってくる子供達は懲りない奴らかも・・・。