小学校2年生のクラスで読み聞かせに使わせて頂きました。
ジョン・バーニンガムさんの実に味のある絵に、谷川俊太郎さんの絶妙な翻訳で、この絵本はとてもリズム良く仕上がっています。
どうしても遅刻してしまう主人公。ちゃんと理由があるのに先生は信じてくれないどころかノーマンを嘘つき呼ばわりで、毎回ひどい罰を受けてしまいます。確かにちょっと信じられない様な理由ばかりなんですけどね・・・。(最初、ちょっと妄想壁のある子供の話かな?と思った位です。)
子供って、何度も同じ事を繰り返すパターンが大好きですよね。クラスのほとんどの子供は、何度も出てくる長い名前『ジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシー』を、1度読んだだけで完璧に覚えてしまいます。そして、ノーマンの気持ちになって、最後はニヤッと笑ってくれます。読み聞かせにオススメしたい本です。