面白い題名だなぁって思って手に取った絵本。
こんなに奥が深いとは・・。
ぼくはいつもおこられる。
いえでも学校でもおこられる。
本当は誤解なのに。
一生懸命褒められようとして頑張っている事が
空回って、先生やお母さんに怒られてしまう 「ぼく」。
最後、七夕のお願い事に書いた切ないお願いから、
先生やお母さんが「ぼく」の気持ちに気付いてくれた。
読みながら、隣で聞いている5歳の息子に申し訳ない気持ちがこみあげてきました。
涙が溢れてきてしまい、猛烈に反省しました。
子供だって、理由や事情があって、
そして、感情だって当たり前だけどあるんです。
頑張っても間違えちゃうことや、やりすぎてしまいながら、
子供って成長していくのに、
ついつい自分の都合で怒ってしまったり、
認めてあげなかったこと、たくさんあるなーと
胸が苦しくなりました。
一生懸命頑張っている姿をきちんと認めてあげられる、
気がついてあげられる大人になりたいなぁって思いました。
図書館で借りた絵本だけど、
手元に持っておきたい一冊でした。