ひとりぼっちの、こぎつねコンとこだぬきポンは、友だちを探しに出かけました。2匹はばったり出会いました。しかし、ここは高い高い崖の上。橋もかかっていません。いっしょに遊ぶこともできません。2匹はトボトボと帰って行きました。そして、ある日のこと、山に嵐がやってきたのです。杉の木が倒れて行き来できるようになったのです。2匹は早速一緒に遊びます。ところが元に戻ることができない状況になって2匹は入れ替わることに・・大変長いお話です。
が、絵もかわいく、お話がとてもほのぼのとしていいものなので、最後まで飽きずに読むことができます。
きつねとたぬき、種類が違っても友情は芽生え、そして子供たちの優しい心で親たちの心も溶けるといった内容で読んだ後、とても満足です。
私がもっともおすすめする1冊ですね