夏になると読みたくなるひまわりの本。
力強く、勢いのある線で描かれたひまわりと太陽。
ひまわりは、どんどこどんどこ、という音とともに、
雨の日も風の日も、夜もどんどん大きくなっていきます。
最後は枯れて、種が落ち、また最初の話に続いていきます。
生きる、成長する、死ぬ、という生命の営みが
子供にわかりやすい形で表現されていると思います。
でも読んでいる間はそういうことを感じさせず、楽しく読める本です。
子供は大きく咲いたひまわりのページで、「どん」と一緒に大きな声で読むのがお気に入り。
何度読んでもすごく楽しそうに、読んでいます。