ぐりとぐらの一年間の暮らしぶりがたくさんの植物の絵と共に描かれています。
見開きの左側に絵が、右側に言葉が描かれていて読みやすく、絵に描かれているすべてのものが、その月を表現しています。
たとえば3月のページには、芽を伸ばしている水栽培の球根があり、8月のページに描かれているススキと9月のページに描かれているススキの穂の長さは微妙に違っています。同じ春に咲く花でも、4月に咲く花はパンジーやチューリップ、5月の花はクローバーやすみれ。
ものすごく季節にこだわりをもって、丁寧に作り上げられている絵本だと思います。
この絵本は、我が家ではピアノの上に飾っています。いつもそばにあるだけで、心がほっとなごみます。もはやリビングのインテリアになくてはならないものになっています。