自分がとてもちっぽけに思える、そんなことは大人でもよくある。ましてや、小さな子どもなら、なおさらそう思うだろう。
のっぽくん、ぱんぷくん、いちもくさんの華々しい活躍をみながら、所長さんが出動命令を出してくれるのを待つじぷた。ぼくだって、火事を消火することできるのに・・・。
じぷたの目(ライト)を追いかけるだけで、気持ちが伝わってくるとおしえてくれたのは、8才の息子でした。「ママ、じぷたが最後に笑ったよ」、そう言われ、私は本を最初からめくりなおしました。
長く読みつがれる絵本ということに、納得します。息子には、「ママが生まれるよりも前にかかれた絵本だよ」そう伝えました。