有名な「ノアの箱舟」のその後のお話です。
聖書の、特に旧約聖書のお話が大好きな、
8歳の息子と読みました。
水が引いた後。
アララト山の上にたどり着いたノアとそのご一向は、
山からていねいに船を地上へと下ろしていきます。
そして、箱船を家にして、生活する一家。
人も動物も繁殖していき、世界へと散らばっていく様子が、
静かに描かれています。
そういえば聖書には、生き残ったノアたちのその後は
描かれてなかった気が。
でもきっとこのように、人も動物もどんどん増えていく中で、
雨が降ってはあの日の大洪水を思い出し、
神様への感謝を忘れずに、生きていったんだろうなぁ。
雨の後、大きな虹が空にかかる場面がとても印象的な一冊です。