思いがけない楽しい展開です。
フランスの片田舎、ボドさんのところに、ブラジルの息子から届いたプレゼントは 大蛇、ボアコンストリクターでした。
このへび、調べてみたところによりますと、ペットとしても流通しているようですね。
このへびをボドさんは、とてもかわいがります。
住環境を整え、ミルクを飲ませ、セーターを編んでやり・・・。
まぁ、ここまでは ペットの描かれた他の多くの絵本でも有り得るストーリー。
ところが、ボドさんはこの蛇を学校に連れて行きます。
数字や文字を蛇が身体で覚えていく!!
これがまた楽しい。
そしてそして…ボドさんの家に押し入った泥棒をぐるぐるまきにしてしまうのです。
コンストリクターは絞め殺す者という意味なのだそうですが、なるほど。ユニークにその生態が描き出されているのでした。
娘はこの、「ぐるぐるまき」をとても喜び、この作品が大好きになったようです。
近県の動物園にもボアコンストリクターがいるようなので、今度会いに行ってみたいですね。