家族で川遊びにきたゆーちゃんは
とんできたちょうちょを追いかけて
くさはらに入っていきます…。
草や虫、自然が好きな1歳7カ月の息子は
真剣に聞いていて読み終わると「もいっかい!」。
息子もそうですが、これくらいの子どもって
自然の中で何か興味があるものを見つけると
それを追いかけてどんどん進んで行って
夢中になった後、
はたと周りの風景に気付いたり
してきょろきょろすることがあります。
そしてまた新しい発見をしたり、
母親の姿を探したり。
子どもの姿をやさしく見守って、
不安そうな時は、そっと寄り沿う。
そんな母親の目線でも描かれているような気がしました。
子どもに媚びない酒井さんの絵は、
大人も魅了されます。
本当に良い絵本って、大人も子供も関係なく
夢中になれるものなんですね。