子どもがまだ小さいころにおじいちゃんにプレゼントしてもらいました。
それから本物の電子ピアノを買うまでの数年間、どれだけこの絵本にお世話になったでしょう。
何度も繰り返し繰り返し遊んだので、鍵盤のシールは薄れ、楽譜の部分も破れてボロボロになりましたが、本体は壊れることがなかったので、テープで補強しながら大切に使い続けました。
なぜここまで使い込んだのか考えると・・・
・まずデモ曲が収録されていること。小さいころはこれを押して音をならす遊びを存分に楽しめました。途中でテンポや音量を変えられるのも楽しかったみたいです。
・マークがわかりやすい。字が読めなくても、楽譜が読めなくても、色さえわかればそれをたよりに何となく曲が弾けちゃいます。デモ曲を聴いて、それを真似しながらちょっとずつ練習すると、2、3歳の子供でも一人で曲が弾けるようになります。
・選曲、曲数などが適切。曲数は多くもなく、少なくもなく。子供になじみのあるものが多いです。特に「ハッピーバースデー」は家族の誕生日ごとに大活躍。デモがついていない楽譜だけの曲も曲ありますが、それが子供のチャレンジ精神に火をつけたりもします。
・・・等々。
うちの子供はこの本で鍵盤にはまり、そこからピアノを習いたいと言い始めました。今でも楽しんでピアノを弾いてるのは、小さいころこの本に出合ったからかもしれません。
ポカポカフレンズのおんがくえほんシリーズは色々ありますが、個人的にはこのピアノ絵本が一番出来がいいかと。
男女問わず小さなお子さんへのプレゼントとしてぴったりだと思います。