佐々木マキさんの絵、素敵です。小さい頃に読んだ記憶はありますが、正直内容は頭に残ってなかったんです。ただ、主役の狼は、シルエットみたいで、真っ黒で目などなにも描かれてない姿がインパクトあり、頭に残っていました。
大人になって読むと…、なんと寂しいおおかみでしょう。そして、孤独を承知し、潔く生きる姿に、ちょっぴり泣けてしまいました。子供には、まだこの深さはわからないでしょう。
事実五歳の娘は読んで、「狼さん、ひとりぼっちなのに、最後は泣いたりしなくて、嬉しいみたいだね」なんて言っておりました(汗)わかってないなあ(笑)