図書館で借りた「ぶたのたね」が子供たちのお気に入り。
そこで、同じ作者の佐々木マキさんの本を、と借りてきたのが、この絵本です。
1匹だけ生き残ったオオカミは、仲間を探して歩き回ります。
うさぎの町、ぶたの町、やぎの町、どこの町も、みんな仲間がいっぱいで、楽しそうにしている。
だけど、なかなかその仲間には入れないおおかみ君。
どこまでいっても、自分はおおかみ。他の何者でもないおおかみだってことに気づくんですね。
なるほど...と思ったけれど、テーマとしては、なかなか難しいかも。
子供は、おおかみのはく「け」の言葉がお気に入り。
「あ、また、『け』がある。」
「あ、ここにも、また『け』って言った。」
妙なところに反応を示したのですが...おもしろかったのか、つまらなかったのか、いまいち読み取れませんでした。
もしかして、これは、子供というより大人むけの絵本なのかな?