ねずみくんの行動が、止まることなくえがかれていて、読んでいて飽きない楽しさがあります。
ねずみくんのやることは、どれもわがままといえばわがまま。自由奔放なんだけど、やりたいといえばやらせてくれるパートナーの男の子のやさしさがブレンドされると、かわいい!に変わってしまいます。
やりたいことが次々と変化していくんですけど、最終的には、最初やりたかったことに戻るというところがいい。円を描いているようなストーリー展開で、それがなんだかほっとします。
ツリーのかざりづくりや、雪だるまや雪合戦など、冬のお楽しみがもりこまれているので、クリスマスシーズンに読むと、もっと楽しめそうです。